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  • ゆったりまったり(?)フランス渡航記 ~鮨からく×ブシャール編~

ゆったりまったり(?)フランス渡航記 ~鮨からく×ブシャール編~

今回は調子が良く早めのアップになりました。
なぜ早いのか・・・。皆さん秋葉原と銀座にも遊びに来てください!!!

さて今回は、3/13にブシャール迎賓館にて行われたインターナショナルな会。
これだけをピックアップして記事にしましたので、ご覧ください。

 

3/13
※今回の記事は、プロカメラマンの撮影による素晴らしい写真をご用意しています。

時刻は19時。今回の渡航で唯一にして最大のイベントといっても過言ではない今回。
パカレ試飲会で散々試飲して飲んでないけどヘロヘロになってからでしたので、全く緊張などなく迎えることが出来ました。(笑)

どうですか。この威風堂々とした迎賓館。霊感はゼロですが、オーラがすごい。

実はあまり詳しいことを聞いておらず、どんな段取りで行われるのか。
確かに招待されて行った訳ですが、若造が何も手伝わないで良いのだろうか。
などなどいつもはあまり思わないことを思いながらも口内アルコール摂取によって「まぁ大丈夫だろ」となり、
普段と変わらぬ、都合の良い超ポジティヴ脳内変換が行われました。

さて、ばっちりと正装して迎賓館へ向かいます。
あたりは暗くなり、より一層晩餐会を行うに相応しい雰囲気になりました。

まずは、アンリオの社長ジル氏の挨拶の前に、ウェルカムシャンパーニュとちょっとしたおつまみ。
シャンパーニュはブラン・ド・ブラン。

こちらは現地調達した素材を中心に作ったお寿司。いくら、ローストビーフ、フォアグラ軍艦、イカとキャビアとエビ、とびっことマグロ、玉子焼き。

え?これが前哨戦なんですか?
めちゃくちゃ美味しいんですけど・・・。
気づいたらこれの半分くらいを食べていました。
特にフォアグラ軍艦は絶品。
アンリオ ブラン・ド・ブランの旨みとミネラル、熟成からくる複雑さがこの幅広い食材たちと絶妙なマッチング。

食い意地を張っていると、ジルさんと戸川大将の挨拶が始まりました。

フランス語、英語、そして日本語が飛び交い。3ヶ国語の通訳が入るので、スローペースで進みます。
確かこのとき20時過ぎていたと思いますが、今日は朝までなのか?!とのん気に思っておりました。

 

挨拶が終わりしばらくすると、メイン会場へ。

写真左は戸川さん。右は戸川さんの下積み時代の後輩で、現在福岡の天神で予約の取れないお寿司屋さんとして名を馳せている「鮨 田可尾」の高尾さん。

5つの丸テーブルに8人ずつくらい座り、まるで中世のなにかにタイムスリップしたかのよう。
その正面では、写真のように江戸前寿司界の重鎮が握る、今回の寿司たちが今か今かと待ちわびています。
もう、緊張や萎縮などよりも興奮が先行していました。

さて、メインイベントの開幕です。

まずはこちら。

ブシャールP&F(ドメーヌ) コルトン・シャルルマーニュ 2012 × サラダ、カンパチ(ワイン漬け)の握り、鯛の昆布〆の握り

コルトン・シャルルマーニュはコルトンの丘最良の区画、ル・コルトンで収穫されたぶどうを使用しています。
お寿司はカンパチを白ワインに漬けたもので、カンパチの脂の旨みとワインの香りの同調。
鯛を昆布で締めた鮨は、コルトンのヨード香とフレッシュな塩味とミネラル感が、昆布から引き出された鯛の旨みと同調します。

2012年のブルゴーニュ白といえばかなり凝縮感の高いヴィンテージ。コルトンシャルルマーニュは樽感も強いし、どうなんだろうといったところでしたが、そこは職人の腕の見せ所。
昆布との引き立てあいは正に芸術。
脂とボリューム感のあるシャルドネとの調和も見事でした。
素材の味わいだけでなく、一手間を加える江戸前寿司の素晴らしさが垣間見えた1品目でした。


続きまして、はこちら。

ブシャールP&F(ドメーヌ) ムルソー プルミエ・クリュ ジュヌヴリエール 2010 × 蟹とトマトのミルフィーユ、鯛の胡麻醤油漬けの握り、ホタテの昆布〆の握り

ジュヌヴリエールは、非常に均一な斜面に広がり、隣接するペリエールと比べて石灰の量が少なく、やや粘土の量が多いことが特徴です。斜面上部の最良の区画を所有しています。

樽の利いたシャルドネのナッティな香りが、旨みの濃い甲殻類とトマトの酸味の一皿と、胡麻醤油の香ばしい香り、コクと深みに同調します。
ミネラル感のある味わいの昆布〆とホタテの旨み(甘み)がふくよかなムルソーとマッチします。

ブシャールのムルソーを飲むとムルソーらしさって何だろうって考えさせられるのは僕だけでしょうか。
世間のイメージからすると樽のしっかり利いたほっこり系のボリューミーなワインを想像しますが、ブシャールはエレガントで酸と樽の調和が素晴らしい。お料理ともその絶妙さなバランス感がたまりません。


お次は、赤ワインとのマリアージュです。

ブシャールP&F(ドメーヌ) ボーヌ・デュ・シャトー プルミエ・クリュ ルージュ 2015 × 魚介のバジル和え、中トロ、トロ炙りの握り

ボーヌ・デュ・シャトー プルミエ・クリュ ルージュは、ボーヌに所有する複数のプルミエ・クリュ畑をブレンドしたワインです。ファーストヴィンテージは1907年と、110年来の歴史を持つブランドで、ボーヌのテロワールを知るには最適の1本です。

バジルの爽やかな香りとピノノワールの緑のニュアンスが同調します。まぐろの中トロの脂の旨み、鉄分の香りがピノノワールの香りの要素と、炙りの香ばしさと海苔のヨード香がボーヌ・デュ・シャトーの複雑味とよく合います。

ようやく正統派(?)な感じのが出てきました。
ただこの組み合わせって一般的なのでしょうか。私たちはこの組み合わせってよく提案するのですが、初めて飲む方にはどうなんだろうとふと思いましたが、他国の方々は「おお…うまい…。」みたいな静かな感動をしていました。
正に寿司とワインといえばといった王道なマリアージュでした。


さて、ブシャールの誇るモノポールの登場です。ブシャールP&F(ドメーヌ) ボーヌ・グレーヴ・ヴィーニュ・ド・ランファン・ジェズュ 2010 × サーモン赤ワイン醤油漬け、まぐろの醤油漬けの握り、かんぴょうの握りボーヌの1級畑の中でも特に評価の高いグレーヴの中央部に位置する最良の区画です。醤油で漬けたサーモンの鉄分、脂とマッチします。煮切り醤油で漬けて寝かせたまぐろの旨み、赤身の鉄分と醤油がピノノワールの官能的な味わいにぴったり合います。
醤油、砂糖、みりんの味わいが染みたかんぴょうと海苔のヨード感、シャリの酸味の三位一体がシルキーなランファンジェズュが包み込みます。おー、なるほどと思わず唸ってしまう様な渋いマリアージュ。凝縮感の高さとお魚の脂が見事に調和しています。
ランファンって堅いイメージがあったんだけどそうでもなかったはお料理のおかげでしょうか。


そして、メインディッシュです。

ブシャールP&F(ドメーヌ) ル・コルトン 1976 マグナム × 鰤の照り焼き フォアグラ添え穴子、うなぎの握り

コルトンの丘の最上部「ル・コルトン」に位置しています。
表土が浅く、水はけに非常に優れた畑です。
果実味もありながら、口に含んだときの硬くミネラリーな印象はこのテロワールを特徴づけるものです。

鰤の甘みとフォアグラの脂が煮詰めた調味料(醤油、砂糖、みりん)の複雑さがポイント。
ル・コルトンの熟成からくる旨み、濃厚で複雑な味わいが甘じょっぱいタレと焼いたうなぎの香ばしさに同調します。

さて、スペシャルワインが登場しました。
これは鍵のついた地下セラーに眠っていた1本です。
香りがとても深く、ソースやカシスリキュール、甘い紹興酒のような複雑なニュアンスがとても印象深いです。
しかし、それでいて40年以上の熟成を感じさせないフレッシュさ。恐れ入りました。

こうして職人の腕に酔いしれ…

会は盛り上がり…

最後に戸川さんとジルさんのプレゼント交換が行われました。
金の扇子と、シュヴァリエモンラッシェ1990年のマグナム!(90年はからくの創業年だそうです。粋ですね。)

さて、時刻は12時あたり。
この後みなさんコーヒータイムを楽しんだそう。。タフですねぇ。
日本人はみんな帰りましたとさ。

こんな感じで豪華で楽しい晩餐会は終了しました。
この感動が皆様に少しでも伝わればと願っております。

写真は他にもたくさんありますので、見たいって方は僕の方までお願いします!

それではこちらのイベントでお待ち申し上げております!(最後宣伝ですみません笑)