THE CELLAR NEWS

エクスペリエンス・ナパ・ヴァレー Day2-2

2018/6/19

 

午後になりました。

有名なワイナリーNewton Vineyardsで、生産者をいくつか招いてのランチです。

 

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まずは、ワイナリーの周辺をまわりながら説明をうけます。

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ヒルサイド(山側)にあるニュートンヴィンヤード。

オーナーの意向でワイナリーの前には、

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なぞの庭園が広がっています。

これどうやってやったんですかね?

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枝を螺旋状にのこしてるんですね。

芸が細かい。

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ずんずん上っていくと、屋上のようなところに素敵な庭園が広がっています。

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さて、ここでもウエルカムドリンク。

今回はニュートンの代名詞ともいえるシャルドネです。

 

寝不足で頭がボーっとしているところに、強い日差し。そこにしっかりとした味わいの濃いシャルドネ。

パーフェクトですね!

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庭園にはミツバチのような小さいハチがブンブン飛んでいましたが、私の意識が飛ぶのも時間の問題でしょう。

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さすがにヒルサイドエリアなので丘にかこまれており、非常に複雑な地形を成しています。

ヴァレーエリアのひたすら平地とはわけが違います。

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ワイナリーの説明もワインもいただき、お次は生産者とランチです。

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ん?鳥居?鳥居だよね?

なんでもオーナーの奥さんが東洋系の方で、こういったものをワイナリーのデザインにとりいれているらしいです。

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にしても空がキレイ過ぎます。

最高です。

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ニュートンのワインがアメリカ大統領の何かに使われたとか、そういう感じの賞状的なものが沢山かざられています。

日本でも評価の高いニュートンですが、アメリカ国内でも評価が高いんですね。

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きちっとした感じのランチかな?

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おぉ、メニューをみると非常に上品な予感。

今回のテーマは白ワインです。

ナパヴァレーでは赤ワインが有名ですが、白ワインとともに食事とのペアリングを楽しむというコンセプトでした。

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焼いた桃と、いろいろな葉物。

味付けは洗練されています。

ナパの食事はもしかして上品なのかな?

 

この桃のサラダとニュートンのアンフィルタードシャルドネはベストマッチでした。

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生産者の方々に順番にワイナリーと今日のワインについて説明をいただきます。

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ちなみにこの4名の方々です。

Kenefick Ranch Winery Chris Kenefick, Vice President of Sales

Newton Vineyard Alberto Bianchi, Winemaker

St. Supéry Estate Vineyards & Winery Emma Swain, Chief Executive Officer

Y. Rousseau Wines Yannick Rousseau, Winemaker

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メインは魚。

名前は忘れましたが、日本にはいない魚だそうです。

このローヌブレンドの白と非常によく合いました。

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そしてサプライズで登場したワインがこちら

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ニュートン 1986 シャルドネ マグナム

色と香りは熟成が進んだ印象で、やっぱりこうなるかーと思いましたが、のんでみてびっくり!

すごいフレッシュです。酸がかなりしっかりあることが要因だと思われます。

 

これは貴重な経験をしました。ありがとうございます。

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最後にチーズをいただき大満足。

ちょうどよい食事のボリュームとアルコール量。

 

そして次の目的地へ移動はもちろんバス。

私は寝不足。バスは揺れる。おなかも満たされ。。。。

 

誰よりも早くバスに乗り込んだ私は全員が揃う前に意識はすでにヴァカ山脈の向こう側へ。

 

気がついたときには次のプログラムの目的地、ダックホーン スリーパーム ヴィンヤード。

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ここでの目的は、ナパヴァレーのテロワールの多様な特性を理解する、慣行農法とワインの品質とのつながりを学ぶナパヴァレーのワインの造り手たちによる持続可能な農業への取り組みを学ぶです。

いわずとしれたナパヴァレーの老舗、かつトップワイナリーのひとつ、ダックホーン。

40年間ずっと安定した品質でワインをつくっています。

ちなみに当時はナパヴァレーには約50しかワイナリーがなかったそうです。(今は540以上)

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畑の真ん中にある木陰で説明をうけましたが、日向は強い日差しが照りつける灼熱の地。

とにかく暑いです。

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太陽光線に怯えながら、木陰でさらに説明をうけます。

このスリーパームヴィンヤードのメルロがForbesが選ぶベストワインに選ばれました。

6000種類以上のエントリーのなかの頂点です。

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このメルロは豊かさ、飲みやすさ、力強さ、熟成のポテンシャルとすべてをもっている、という説明でした。

さっそくテイスティング。

 

うーん、ぬるい。

ぬるすぎる。温度高いよぉ。

 

お水をひやすための氷があったので、そこにクラスごと突っ込んで温度を少しさげました。

スリーパームヴィンヤード メルロ 2015

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濃く、甘さとスケール感があり、丸みのあるひっかかりのないタンニン。

たしかに飲みやすさ、力強さ、熟成のポテンシャルと三拍子そろった名選手の風格。これは一位ですね。

 

続いて灼熱の畑へ案内いただきました。

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わざわざ地面に穴を掘っていただいており、そこをみるとブドウの根がどのように伸びているのか一目瞭然でした。

非常に乾いている土地では、葡萄も生きるのに必死です。

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そういえば、このスリーパームヴィンヤードという畑名ですが、3本の「パーム」つまりヤシの木が植わっています。

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え、めっちゃでかい。

なんでも1890年代に植えた記録が残っているそうです。すごい。。。

 

この畑ですが、きてからずっと風が吹いています。

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ヴァカ山脈側(東側)からマヤカマス山脈側(西側)へむけて、ほんとうにずっと吹いています。

この風は山脈の複雑な地形の峡谷から吹いてくるもので、葡萄を病気や熱から守ってくれるそうです。

これも非常に重要なテロワールの要素のひとつですね。風ですよ風!覚えておいてくださいね。

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せっかくだからヤシの木の下までいって記念に一枚。

長い。

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みんなでも記念に一枚。

 

しかし暑い、とにかく暑い。

風がなかったらもう倒れてたかもしれません。

 

再び木陰にもどって試飲です。

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おぉ、バックヴィンテージの2008 メルロのマグナムです。

スタッフの方の個人ストックとのことでした。ありがたいです。

果実味が落ち着いていて、旨味がでできていてだいぶ美味しかったです。

例によって温度が高かったのでまた冷やして飲みました。

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アメリカでもいまはプレミアムラインの販売量が伸びているとのことです。

日本でもその傾向が見られますね。

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とにかく暑くてお話が終わった頃にはまたしてもぼーっとしてきたところ、NVVの現地スタッフの方に心配されてカプセル状の胃薬をいただきました。

中に液体が入っていてそのまま飲み込むやつだったみたいですが、私は噛んでしまい、口の中で薬が大爆発。

苦いし、ヒリヒリするし、もう味覚というものが失われたかと思いました。

めちゃくちゃうがいしましたが、ぜんぜんとれず。。。

 

 

一応自由時間が予定ではあるはずでしたが、全体的に時間がおしており、部屋に戻って少しの休憩。

すぐにディナー会場へ出発です。

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眠いし、疲れちゃったし、舌はヒリヒリするし、もう絶望的なコンディションでディナーです。

 

会場はファヴィア。ワイナリーです。

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お出迎えしていただいたのはファヴィアの Andy & Annie Erickson夫妻、オーナーです。

それとあとAlejandro Bulgheroni EstateからアシスタントワインメーカーのMatthew Sandsさんと、MatthiassonのSteve Matthiassonさんにいらしていただき、ワイナリーの庭にテーブルを置いてディナーです。

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まずはもはや恒例となりつつあるウエルカムソーヴィニヨンブラン。

新樽も使ったしっかりとした味わいの白ワインです。

今の私にはおいしすぎる。。。

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ファヴィアのオーナー夫妻による説明を簡単にうけながら、

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素敵なフィンガーフードをいただいて、

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いよいよ着席です。

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本日いただくワインはこちら。

Matthiasson Ribolla Gialla, Napa Valley

Favia Red Blend Cerro Sur, Napa Valley

Alejandro Bulgheroni Estate Cabernet Sauvignon, Napa Valley

 

リボッラジャッラ!

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フリウリのものとはもちろん味わいは違いますが、ミネラル感の出方とかはやはりという感じでした。

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生産者の方に説明をうけながら、

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日本でも修行したことがあるという地元レストランのシェフによる、タッチのやさしい、奥深いお料理をいただきました。

 

日がだんだんと傾いてくると、気温がどんどん下がっていきます。

風もあって、ちょっと耐え難いほど寒くなってきながらも、

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生産者の方の暖かいおもてなしを受けながら、

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美味しい子羊を食べてなんとかしのぎました。

こんなに夜の温度が下がるとは、正直なめてました。

畑なので風通しもよく、体温はダダ下がり。

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超長期間樽で熟成させた甘口ワインまでいただき、

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最後にサプライズでたかーい貴重なカベルネソーヴィニヨンのワインまでいただきました。

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生産者の方々の集合写真も撮って、

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今日のワイン達も写真とって、お土産のクッキーなんかいただいちゃいましてホテルへもどりました。

やっとおわったー。

 

いろいろと限界を超えていましたが、前日のお誘いをかわして部屋にもどってしまったことの影響により、本日はこのあと飲みに行くことになりました。

なかなかハードなプログラム?ですねー。

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ホテルの近くの、音楽のうるさいバーに行ってビール1杯だけのんで、皆さんお疲れだったようで解散となりました。

ホテルに戻ったときにはすでに歩けるか、いや、立っていられるかもあやしい状態ですぐに就寝。

長かった二日目もようやくおわりです。

おやすみなさい。

 

続く