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ポール・ピヨ
4代目のティエリー氏と妹のクリステル氏
霧がかかる、美しい畑
シャサーニュ村で3世代続く名門ピヨ家。
中でもロバート・パーカーに「3つのピヨ家の中で最も秀逸なワインを生み出す」と絶賛される作り手がポール・ピヨです。
現在は3代目ポールの息子、ティエリー氏が当主を務めます。彼は「自分自身が好む、シャサーニュで育てられたシャルドネが放つ、豊かで芳醇なアロマ、柔らかく穏やかで若いときから愉しむことができ、熟成にも耐えうるワインを造りたい」と日々真摯にワイン造りと向き合っています。
シャサーニュ・モンラッシェ、サン・トーバン、サントネーに13haの畑を所有。除草剤、殺虫剤は使用しないリュット・レゾネを採用し、冬場のビュタージュ(ブドウの樹を寒さから守るため根元にフカフカの土壌を被せる作業)、収量制限などの丁寧な畑仕事を通して異なるテロワールの魅力を最大限引き出すようにしています。 白ワインは新樽を25%使用し、12〜16カ月間澱と共に熟成。最小限の不純物のみを取り除き、澱やその他ワインの成分を残したまま共に熟成させることで、味わいに深みがもたらされます。豊かなコクと、樹液を思わせるリッチで芳醇な果実味を持ち、同時に熟成に耐えうるポテンシャルも備えた素晴らしい仕上がりです。
もともとヨーロッパを中心に評価が高かったこともあり、輸出は過去数年前で途絶えていましたが、海外で武者修行を行ってきた若き4代目ティエリー氏の強い希望で日本への輸入が実現しました。