トップ>クロード・デュガ
クロード・デュガ
"クロード・デュガ"ファミリー
地下セラーに並ぶバレルの数々
僅か6haの所有畑から生産される最高峰の生産者。トップ〜ボトムまで、全てが高い完成度を誇るクロード・デュガ。
クロード・デュガは、ブルゴーニュでパーカー100点満点を獲得している数少ない生産者の一人でもあります。他にはDRCやルロワ(ドーヴネ)等、一握りの生産者しか獲得していません。
デュガ家のブドウ栽培の歴史はオーヴェルニュで家業をしていたアネット・デュガが、ブルゴーニュに移住した19世紀初頭に始まります。アネットはワイン生産者の娘と結婚し、ジュヴレ・シャンベルタンのドメーヌとしての歴史が始まりました。
1955年、クロードの父、モーリスはジュヴレ村に建物を購入します。この建物は13世紀に建てられたガロ・ロマンの建物で、歴史的な価値がある建物でした。この建物は以前、教会に収めていたブドウや穀物を保存する古い納屋があり、現在、ワイナリーとなっています。
ドメーヌは現在も家族で経営しており、クロードと息子の妻マリア・テレジアと3人の子供、レティシア、ベルトラン、ジャンヌの手を借りて、6haの畑を管理しています。
クロード・デュガは、伝統的な方法を重んじています。その一つが、農耕馬の復活です。農耕機械では、土を踏み固め、ブドウを傷つけてしまいかねませんが、馬の復活で、ごく自然に近い状態での作業を実現しました。
また、1ha辺り18hlと極端に低い収穫量を達成するために、重い剪定を行います。収穫量を抑えることで、結実したブドウにエキス分を集中させ、豊かな味わいとなるのです。4年ごとに天然肥料を使用し、極自然的な栽培をしています。収穫は100%手摘みで行われます。
ブドウは、プレスした後、発酵前に2日間休ませてから発酵を行います。発酵はコンクリートタンク。自然酵母を用いて2週間行います。その間できるだけ穏やかにエキス分を抽出するため、櫂入れを行います。
その後、フランソワ・フレール社の樽で熟成を行います。グラン・クリュは100%新樽で18か月、村名で50%新樽、50%1年落ちの樽で12〜18か月です。ワインは全て、無濾過で瓶詰めされます。