THE CELLAR NEWS

リースリング・ツアー in Germany ⑥

7/12

朝早くバッハラッハ村を出発するために駅へ向かいます。

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ここでもいい人ぶりを発揮してもらって、ヨハンさんに駅まで車でおくってもらいました。

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なんか雨がぽつぽつ降ってきました。

ぜんぜん雨降ってないという今シーズンに、昨日に続きまたしても雨を呼んだのか、私たち。

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駅のちょっとした屋根のあるホームで電車をまっていたら、雷と共に豪雨が発生。

屋根が心もとなく、あやうくびしょびしょになるところでしたが、すぐに豪雨は去って電車がきました。

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本日の目的地はモーゼル地方のベルンカステル村にある「ドクター ローゼン」

そうです、あの泣く子も黙るドクター ローゼンです。

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途中のコブレンツという大きい駅で電車を乗り換え、合計2時間ちょっとの電車旅。

車窓からもブドウ畑が広がるのがよくみえます。

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google mapを見ながら、M氏がこれはどこどこの畑で、あの生産者のワインが有名で~、と沢山解説してくれましたが、黒猫でお馴染みのツェラー シュヴァルツカッツが生産されるツェル村の~というフレーズ以外はほとんど覚えてません。

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 そんなこんなで、ドクターローゼンのスタッフの方がお迎えにきてくれている駅に到着。

まだランチまで時間があるので、ひとまず畑へ行こう、ということで、営業担当のマーカスさんと、栽培、醸造担当のシュテンペルさんに車にのせていただき畑へ。

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モーゼルでは6月中旬からずっと雨が降っていなかった、けど昨日すこしだけ降ったそうです。

6月中旬から開花、畑での気温が42℃を記録したところもあり、これは史上最高値とのことでした。

しかもこの数値は平地でのものなので、斜面ではたぶんもっと高い数値だっただろうねー、とのこと。

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わりと山道をのぼってきました。

今年はとにかく水不足で、今年植えた若木は死んでしまったものもあるそうです。

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まずはウルツィガー  ヴュルツガルデン。

ウルツィヒ村のヴュルツガルデン畑、です。

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奥に見えるのは崖?いやブドウが植わっているようです。。。

モーゼルでは主に3つの土壌があり、赤色粘板岩、青色粘板岩、火山岩の3つ。

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ここの畑は火山岩と赤色粘板岩が多いのが特徴です。

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ちょっと高所恐怖症のわたしとしては通りにくい、切り立った細い農道をマーカスさんがずんずん進んでいきます。

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あぶないよー。

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細い農道の終点までくると、そこにはさっきちらっとみえた崖のようなブドウ畑。

マーカスさん曰く、「ここはドクターローゼンの畑じゃないんだけどね。去年買ってくれないかという話があったんだ。でも畑のチームの責任者から、あまりにも非効率的な畑(車が入れる道もなく、垣根仕立の畑でもない)なので、管理できない、という理由で断った畑」だそうです。

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うん、まあそうですよね。私はあの畑の収穫どころか、たどり着ける自信がないです。

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土壌は鉄を多く含む火山岩主体なので赤いです。これはワインにスパイシーなニュアンスをあたえます。

しかし結構な割合で青色粘板岩が目立ちます。

これはほかのモーゼルの地区からもってきて撒いたそうです。

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え?撒いちゃうの?いいんだ?

あんまりそういうのをほかの地域で聞いたことがないので、結構びっくりしました。

まあ肥料の代わりみたいなもの、らしいです。

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このあたりは斜面がきつく、そこで発達した独特な仕立て方をしています。

教科書的にいうと棒仕立というやつですね。

ブドウの樹1本ずつに支柱をたてて、そこに撒きつけるというやり方です。

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古い区画なので杭ごとにブドウの所有者が違い、ドクターローゼンでは白と青の杭で見分けをしているということですが、これ非効率の極限ですね。

作業はとても困難だと予想されます。

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斜面といえば降りずにいられないM氏は、ここでも果敢にチャレンジしていました。

山をおりて、次の畑に向かいます。

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エルデン村の2つの畑、プレラート(大司教)とトレプヒェン(小さい階段)です。

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あまりの急斜面のせいか、めずらしく階段があります。

それを境に左側がプレラート、右側にトレプヒェンがあります。

赤色粘板岩と急斜面が特徴的な2つの畑。

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この畑の目の前はモーゼル川が流れています。

川に反射した熱と、南向斜面の日当たりのよさから来る熱、さらにこの崖で熱が上にのぼるのをここで食い止めるので熱がたまって、どこの畑よりも一番早く熟すのがこのプレラートの畑。

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やっぱり暑いです。

隣接しているプレラートとトレプヒェンですが、面積はプレラートが1.5haに対しトレプヒェンは30haもあります。

プレラートは特別な畑なんだと思われます。いわゆるグランクリュですね。

その1.5haを15の生産者が所有しており、ドクターローゼンはそのうち0.8ha所有で、最大所有者です。

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樹齢は接木なしなので、100-120年くらい(!)だそうです。

すごい。。

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写真中央の樹の根元が曲がっているのがわかりますでしょうか。

これは表土が流れたときにその重さで曲がってしまったんですが、その後もたくましく上に育とうとする植物の生命力をあらわしています。

高樹齢というのはその土地の歴史も物語ってくれます。

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そして崖の上のひときわやばそうな畑が見えますが、あれもプレラートの畑とのことです。

シュテンペルさん(日本語ペラペラ)曰く、社内用語で鬼のテラスと呼ばれている区画。あの区画で作業できるのはとても名誉なこと、とのことでした。

というかあれってハシゴじゃないと登れないと思うのですが、ときいたところ、そうですね、という答えがかえってきました。

すごい執念ですねー、あんなわずかなところにも畑をつくりたくなるほど良い区画なんだとあらためて感心しました。

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このあたりは古代ローマ時代(2000年以上前)にはローマ帝国第二の都市があった場所で、このモーゼル川流域ではブドウのプレス場跡がみつかったりしていて、2000年以上この地でワインが造られていたことがわかっているそうです。

ちなみに上の写真は当時のプレス機のレプリカです。

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こういう歴史の展示というのも、観光客をあつめる上で大切です。

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えーと、今ここだから、次どこいく?

ということで次に向かうはヴェーレン村のあるあの有名な畑です。

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ハリウッド的な大きな文字の看板があります。

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 ソムリエ試験で勉強した人はしっているかと思います。日時計です。

そう、ゾンネンウーア畑ですね。

実際に日時計があるんですねー、へぇー。19世紀にここを所有していたお金持ちがつくったそうです。

ワインだとヴェレンナー ゾンネンウーアという表記になります。

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やはり南向き斜面で、目の前はモーゼル川という立地。

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先ほどまでの畑と違って、青色粘板岩だらけです。

ゴッツゴツです。

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 一応表土が50cmくらいあるそうですが、その下は青色粘板岩の岩盤とのこと。

ちなみにこのゾンネンウーア畑をドクターローゼンが取得した経緯ですが、現当主のエルンスト・ローゼンのひいひいおじいさんが、さっきの日時計をつくったお金持ちの娘と結婚して別の畑をもらったが、その妻がすぐに亡くなってしまったそうです。

そしてその妹とまた結婚して、また畑をもらったそうで、そのときにこのゾンネンウーアをもらったそうです。100年くらい前の話です。

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もはやこれくらいの斜面ではなんとも思いません。

次の畑へ移動します。

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グラッハー村のヒンメルライヒ畑です。

ヒンメルライヒは天国という意味ですね、もうご存知でしたか?

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先ほどのゾンネンウーア畑より表土が厚いのが特徴。基本的には青色粘板岩が多いです。

写真の石垣部分は最近造り替えたものですが、その上の部分にブドウが植わっていないのがわかりますでしょうか。

これは古くなった石垣を取り替える工事をしているときに、表土がドサーっとながれてしまったそうです。

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樹齢の高い樹が流されてしまったのはもったいなかったですね。

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昨日のミッテルラインとくらべると、畑と畑のアクセスが道路が整備されているので非常にしやすいです。

このあたりが有名産地と無名産地の違いのひとつなのかなと思いました。

さて、そろそろランチタイムです。

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車で丘を登ります。

モーゼル川が眼下に見えます。

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やはりドイツといえば古城ですね。

 この中部モーゼルを見渡せる城はもともと4世紀に建てられたもので、13世紀ごろに増築して大きくなったが1692年に全焼。

それからずっと放置されてきたらしいですが、近年修繕、改築し、昨年レストラン兼結婚式場としてオープンしたそうです。

これヨハンさんの古城もやればいいのになぁ、と無責任なことを考えてました。

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レストランの窓際からみえる景色は最高でした。

モーゼル川、橋で結ばれた町、ブドウ畑。もはや絵葉書レベル。

ドクターローゼンのワイナリーもみえるねー、とか言いつつランチです。

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ドイツにきて鶏肉をはじめて食べました。

鶏肉好きの私としては、故郷に帰ってきたような気分でした。

パスタまでついてるのでちょっと量が多い気もしますが。。。

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いやしかし素晴らしい景色だなぁ。

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 なぞの記念撮影をしたあとに、ついにドクターローゼンのワイナリーへ向かいます。

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たたずまいがすでに洗練されてます。

最近できたばかりという、ゲストハウスに泊めていただくことになっており、それはワイナリーに隣接した場所にありました。

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できたばっかりということで、ものすごい綺麗でした。

そして部屋の名前が、所有しているグランクリュの畑の名前、という洒落た演出も。

M氏はヒンメルライヒ、私はゾンネンウーアでした。

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私たちが泊まったのは2階で、3階はまだ工事中でした。

ちょっとのぞきましたが、たぶん部屋名はプレラートだろうなと予想されます。

荷物を置いて、16時から社長のエルンスト・ローゼン氏と一緒にテイスティングの予定です、とのことだったので休憩後にちかくのベルンカステル村へ畑をみながら散策します。

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ドイツの田舎町というイメージ通りの町でした。

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古い建物は1階より2階のほうが大きくなっています。

これは昔、1階の面積で税金がきめられたので、1階はなるべく小さくして上を大きくしたということからこういう形になっているそうです。

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なんやかんや2時間ちかく歩いて疲れてしまいました。

部屋にもどって休憩しよう。。。

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ゲストハウス用のリビング兼キッチンのようなところがあり、そこの冷蔵庫のものは何でも食べていいよ、といわれていたのであけてみると綺麗な水が!

これはローゼンの特級畑、ヨハニスブルーヒェンというところからでている湧き水だそうです。

バキバキに硬度の高い、ミネラリーなお水でした。

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そして、いよいよエルンスト社長と一緒にテイスティングです。

なんか豪華な社長室みたいなところに通されました。

私が世界中でもっとも尊敬する人の一人、エルンスト・ローゼン。

醸造家として、ビジネスマンとして、美食家として、そして一流のエンターテナーとして私は尊敬しています。

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少し緊張しながらも、テイスティングのスタートです。

 ・リースリング トロッケン レッドスレート 2018

赤色粘板岩の土壌のところのブドウだけをブレンドしたワイン。フードル樽(1000L、2000L、3000L)にて熟成。シュールリーも8~9ヶ月している。

2018はいわゆる良い年だったとのころ。

味わいはやわらかく、ミネラルもしっかり感じる。フレンチマスタードのような優しいスパイスと酸味。

・リースリング トロッケン ブルースレート 2018

造りはレッドスレートと同じ。青色粘板岩の土壌のみでつくっている。

青りんご、白桃のようなフルーツいっぱい、アフターはミネラルが支配的。

・グラッハー リースリング 2017(いわゆるヴィラージュクラス)

1989年植樹のヒンメルライヒ畑のリースリングでつくっている。

最初の20年はブルースレートにいれていた。樹齢が30年になるまでは村名でだして、30年たったらグランクリュにする予定。

味わいはまだ若すぎるのか、最初はフラットな印象。だが徐々に口の中に香りが広がり、グレープフルーツを中心に青りんごなどのフレッシュな果実とミネラルがずーっと余韻としてのこる。

すごい。

・グラッハー ヒンメルライヒ リースリング GG(グローセスゲヴェックス) 2017 (いわゆるグランクリュ)

樹齢130年!1年間の樽熟成。

ミネラルがしっかりしているのはわかるが、もはや口の中では掴みきれないスケール。

測定不能。

・ベルンカステラー ヨハネスプンチン GG 2017

10日前抜栓!(え!?)樽熟成20ヶ月。 

 香り爆発。立体的で鼻をもぎとらんばかりの高い香り。

何も酸化的なニュアンスはなく、むしろまろやかになっていて素晴らしい。

なぜだ。。

・ウルツィガー ヴィルツガルデン GG 2017

火山岩土壌。

舌の中心に集まってくるような錯覚を覚える集中力のある酸。永遠とも思えるアフター。

降参。。

・ウルツィガー ヴィルツガルデン GG リゼルヴァ 2013

2年樽熟成、3年ビン熟成。

エルンストさんが勝手につくったGGリゼルヴァという名称。GGにリゼルヴァ表記っていうのは法律上ないです。勝手に名乗ってます。破天荒。

結構おこられたっぽいことを言っていましたが、そのまま名乗ってます。クレイジー。

すばらしい香りの立ち昇り方。口に入れたときの横への広がり。甘味とさっかくするほどのアミノ酸的旨味。トータルバランスがすごい。

感嘆。

・エルデナー トレプヒェン カビネット 2017

赤色粘板岩のあの畑。甘さがすっきりとしていて、さらっとしていくらでも飲めそう。

・ヴェレーナー ゾンネンウーア シュペートレーゼ 2017

遅摘み。酸が高くきれい。甘さもしっかりしているが、酸がつよいのでバランスがとてもよい。

・ヴェレーナー ゾンネンウーア アウスレーゼ 2017

50%貴腐。

酸が高い。いわゆる貴腐ワインの香りがあまりしない。少し本物のハチミツを感じる。

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怒涛のテイスティング、エルンストさん(通称アーニー)の脱線する話、そして夕立。

なにもかもがスピーディ。

アーニーは無類のブルゴーニュ好きらしいです。

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1万本をこえるストックがあるとのこと。

DRCも勢ぞろい。(空ボトル)

さて、これからこの旅最後のディナーです。

ワイナリーの中でアーニーと一緒にディナーです。スタッフの方が料理してくれるとのこと。楽しみです。

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 まずはワイナリーの2階にあるテラスで泡をのみます。

・ドクター L  スパークリング

輸出用につくっているワイン。ドイツ国内ではミュンヘンにあるアーニーお気に入りのショップにのみ降ろしているらしい。

ほのかに残糖を感じさせるが、軽やかで軽快。乾杯にはとてもよいクオリティ。

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なんかこういうディナーの前のゆるい時間ていうんですかね、こうパーティー前の談笑の時間みたいなやつ。

昔は全然なじめなくて、何したらいいか手持ち無沙汰な感じがしていやだったんですが、最近はだいぶ慣れました。

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 アーニーの愛犬と戯れながら、庭に植わっていたアジサイについて談笑しました。

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お食事を用意していただくのはドクターローゼンのスタッフの方。

尊敬するアーニーの目の前で、しかもワイナリーでディナーとは。。。緊張しますね!

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世界各国をまわって、美味しいものを食べてきたアーニーが主催するということもあって、お料理の味ももちろんのこと、細部にまでこだわったおもてなしをしていただきました。

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ほとんどジャガイモ恐怖症になりかけていたわたしに、ジャガイモのおいしさを再度認識させてくれた一皿。

ジャガイモのお好み焼きみたいなさくっともちっとしたものの上に、サーモンの表面をかるーく炙ってうすーくスライスしたものをのせて、サワークリームとクリームチーズとベーコンなどをあわせたソースが添えてありました。

グリーンの葉っぱも酸味がしっかり利いていて、全体の印象を軽くしてくれていて、つかれた胃腸にはとても嬉しかったです。

わたしの読みでは、そこまで考えられた一皿だったと思います。

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・ドクター ローゼン グラッハー ヒンメルライヒ  トラディション 2017

昔のカビネットスタイルを目指した半甘口。こちらもやさしくて疲れた体に染み渡ります。

やはりこちらの体調まで計算されているとしか思えなくなってきました。

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ラッツェンベルガーのところでもたべたキノコがここでもでてきました。

なんていうキノコか忘れましたが、今の時期が旬のようで、旨みたっぷりでおいしいです。だれか名前を教えてください。

このショートパスタもしつこくなく、さらりとぺろりと平らげてしまいます。

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つづいて、本日のメイン

・エルデナー プレラート GGR 2014

大司教です。グローセスゲヴェックス リザーヴ。

デカンタしてもまだかたい。いや、かたいという表現が正しいのかよくわかりません。

かたいというよりは、静か。

グラスにいれてからの時間経過で、さまざまなフルーツが湧き出てきました。それと圧倒的なミネラル。

これはすごい。。。もっと時間をかけてひらかせたらすごいことになりそうな雰囲気バリバリです。

ちなみに日本には24本くらいしか入ってこない激レア品です。たぶん来年の春くらいかな?

うちにも入荷するのでしょうか。お問い合わせは私までお願いします。

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鶏です。クリーム煮です。パイ生地ではさんであります。

前から思っていましたが、リースリングのハイクラスには鶏肉が合うんじゃないかなと。

それがここでこういう形で実現して、やぱっり合うんだなと改めて実感しました。

しかしただのワイナリースタッフがつくったとは思えない料理のクオリティは星付といっても過言ではないものでした。

おそるべしドクターローゼン。

と、ここでアーニーがブルゴーニュのもう、と席を立ちます。ストック1万本の中から何がでてくるのかなぁ、と期待が高まります。

アーニーがM氏をお前もこい、といって連れて行きました。私もいこうとしましたが、お前はだめって。しょぼん。。。

しばらく待ってから、グラスに注いだ赤ワインをもってアーニーが登場。

ブラインドしようぜ。

これはまったく予期しなかった展開。心の準備ができてないです。

アーニー「何年だと思う?」

人見「うーん、古いワインだな」

ア「ねぇねぇ、何年だと思う?」

人「うん、ちょっとまって(めっちゃ煽るなぁ)」

(たぶんコートドボーヌだな。ヴォルネイかポマールあたりかな)

M氏「人見さんはブルゴーニュのよいやつをいつも扱っているので余裕であたりますよ!」

人「めっちゃハードルあげるじゃん」

ア「何年でしょう!?」

人「(そんなすぐにわかんないけど・・)うーん、千九百~」

ア「千九百~?」

人「七十~」

ア「七十~?」

人「六!1976!」

ア「あー、残念。1976って良い年だっけ?」

と言いながら席をたって別の部屋から正解ボトルをもってきてくれました。

(ていうかなんでヴィンテージばっかり聞いてくるんだ?ブラインドだったらもっとほかにアペラシオンとか聞くことあると思うんだけどなぁ)

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正解はこちら!

1979!

え、これ私のバースデーヴィンテージじゃん。

アーニー「そうだよ!」

なんと。。。

それでM氏だけセラーに連れて行かれたのか。

私がいつも言っている、「ブラインドは心理戦」という鉄則を自ら忘れてしまって、純粋に向き合ってしまった結果、外しました。。。

しかし、なんて粋なプレゼントをしてくれるんでしょうか。

本当に人を喜ばせることが上手な人だなと心底感心しました。

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最後に日本人的には尋常でない量のチーズをつまみながら、歓談。

そういえばビールをつくっているって以前きいてたけど、それも飲みたい!って言ったらだしてくれました。

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アーニーはビールも大好き。好きだから自分でつくっちゃいました。

その名も「ローゼンブロイ」

ビン内二次発酵の香り豊かなでクリーミーな泡立ちのビールです。しかもアルコール4.5%。

低アルコールにしたのは、いっぱいのみたいから、だそうです。

これめちゃくちゃうまいんだけど、日本に入ってこないかなぁ、M氏がんばってー!

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食事中もずっと足元にいたさっきのわんちゃん。

アーニーにめちゃくちゃ可愛がられてました。

チーズが好物なようで、高級なチーズをパクパクたべていましたが、アーニーにもうだめ!って言われて落ち込むのかと思いきや、今度は我々のところにきてチーズをおねだり。

図太いですね。可愛い。

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似たような体型の2ショット。

いやほんと楽しかったです!ありがとうアーニー!

次回最終回、まとめにつづく。